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【保存版】トイプードルの爪切りガイド:どこまで切る?失敗しない4つのコツ

トイプードルの爪を切ってあげたいけれど、

「どこまで切ればいいのかわからない」

「血管を切ってしまいそうで怖い」

この記事では、トイプードルの爪切りに必要な基礎知識から、安全にケアする方法、さらに嫌がる子への対処法までを詳しく解説します。

このような不安を抱える飼い主さんも多いのではないでしょうか?

目次

爪切りで「どこまで切るべきか」を見極める方法

犬の爪を切るときにどこまで切ってもいいのかな・・・と悩むことも多いでしょう。
爪切りのときに痛い思いをすると、それ以降の爪切りを犬が嫌がってしまうことも少なくありません。

ここでは、具体的にどこまで切るべきかをイラストを用いて解説します。

血管の位置を確認する

白い爪の場合、血管は薄いピンク色または赤みがかった部分として見えるため、比較的切りやすい爪といえます。透明感のある爪では、血管の位置が比較的わかりやすく、爪の中心部に走っていることがわかります。

一方黒い爪の場合は血管の位置が見えにくいため、より慎重に対応する必要があります。心配な場合は爪のカーブしている部分(図)で切ると安心でしょう。

ライトを使った確認方法としては、懐中電灯やペットライトを爪に当てて血管の位置を透かし確認します。濃い影の部分が血管の位置となるため、この部分を避けて爪を切ることで出血のリスクを減らすことができます。特に黒い爪では、この方法が血管の位置を特定する上で非常に有効です。

具体的な長さの目安

犬がフローリングを歩いて「カチカチ」と爪が当たる音がしたときが爪を切るタイミングです!爪切りの際は、一度に多く切らず少しずつ削っていくイメージで進めていきましょう。

具体的には、以下のいずれかのポイントを押さえて切るようにするとよいでしょう。

  • 肉球と並行のラインで切る
  • 切ったときにピンク色の穴が見えてきたら血管が近いサインなので、それ以上は切らないようにする
  • 切り口が乾燥せず、少し湿ってきたらストップ

基本的には、こまめにやすりをかけてあげることで、犬が立ったときに爪が地面につかない長さに維持してあげるようにしましょう。爪が伸びすぎてしまった場合に爪切りを使うようにしましょう。

切りすぎた場合の応急処置

切りすぎてしまうことが不安な場合には、前もって止血剤を用意しておくと安心です。

粉タイプのものが多いので、止血剤をふりかけるようにしましょう。

止血剤がない場合はコットンやティッシュなどで押さえて止血します。通常は数分で血が止まりますが、数分経っても出血が止まらない場合には、動物病院で診てもらいましょう。

トイプードルの爪切りが必要な理由

トイプードルの爪が伸びすぎると以下のトラブルが起きやすくなります。

  • 歩行に支障が出る
  • 爪が割れる、折れるリスク
  • 関節への負担が増える

関節や歩行への影響は、その後の生活にも支障をきたすため、適切なタイミングで爪を切ってあげるようにしましょう。

トイプードルの爪切りの頻度とタイミング

トイプードルの爪を切る目安は、おおよそ月1~2回程度です。

爪が伸びる速さには個体差があり、室内で過ごすことが多いのか、散歩の頻度が多いのかによっても変わってきます。

基本的には爪やすりを使ってこまめに削ってあげるようにしましょう。

家のフローリングを歩いたときに、爪が床に当たる音がする場合は爪切りを行うタイミングといえます。

トイプードルの爪切りを安全に行うコツ

初心者の場合は以下の2つを揃えておくと安心です。

  • ギロチンタイプの爪切り
  • 犬用の爪やすり

犬用爪切りにはギロチンタイプのほかに、ニッパータイプもありますが、ギロチンタイプの方が安定感があり切りやすいやめ、最初はギロチンタイプがおすすめです。

爪やすりは電動タイプのものも販売されているため、飼い主さんの使いやすいタイプ、または犬が抵抗感を示しにくいものを使用するとよいでしょう。

爪切りを嫌がるトイプードルへの対応策

もともと犬は足先やしっぽなどに触れられることに抵抗を示すものです。

そのため、足先の爪を切るという行為を嫌がるトイプードルも多いのです。爪切りを嫌がる原因を見つけ出し、少しずつ慣れさせていくことで爪切りを嫌がらなくなることがあります。

とはいえ、どうやっても難しい場合もあるので、その場合は動物病院やトリマーさんにお願いする方法もあります。

嫌がる原因とその対処法

トイプードルが爪切りを嫌がる場合、いくつかの理由が考えられます。ここではトイプードルが爪切りを嫌がる理由と対処法をご紹介します。

爪切りを嫌がる理由対処法
過去に爪を切りすぎて、痛い思いをした無理に進めず1日1本ずつなど、少しずつ爪切りの作業に慣らしていく。
切れた時には思いっきり褒めてあげる
やすりや爪切りに見慣れていないため、不安な気持ちが大きい爪切りや、やすりを足先に当てるなどのトレーニングから始める
足先を触られることが嫌リラックスしているタイミングなどで、足先に触れる練習をする
電動爪切りの音が怖い・電動タイプでない爪切りを試してみる
・爪やすりを活用する

原因にあわせた対処法を試してみて、状況が改善するか確認していきましょう。焦らず少しずつ進めていくことが大切です。

トイプードルの爪切りにおすすめのグッズ5選

• 初心者でも扱いやすい道具を紹介

• 犬用爪切り

• 電動ヤスリ

• 止血剤

• ライト付き爪切り

まとめ:愛犬の健康を守るために爪切りを習慣に

トイプードルの爪切りは、単なる美容ケアではなく、愛犬の健康を守る重要な日常的なケアです。爪が伸びすぎると、歩行に悪影響を与えたり、関節に負担をかけたりする可能性があるため、定期的なケアが欠かせません。

正しい知識と適切な道具さえあれば、家庭で安全に爪切りを行うことができます。血管の位置を理解し、少しずつ慎重に爪を切ることで、愛犬に苦痛を与えることなくケアできます。また、爪切りを通じて愛犬とのスキンシップを深めることもできるでしょう。

しかし、爪切りに不安がある飼い主は無理をする必要はありません。獣医師やプロのトリマーに相談し、最初の数回は専門家に見てもらうことで、正しい方法を学ぶこともできます。愛犬の健康と快適さを第一に考え、自信を持てるまでは専門家のサポートを受けることをおすすめします。

愛犬との信頼関係を大切にしながら、優しく丁寧な爪切りを心がけることで、トイプードルのお世話を楽しく行っていきましょう。

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